2021/07/27 by Ogiwara, Toshiya, Tanuma, Shigeo
#Auger Depth Profiling Analysis #Sample Cooling Method #SiO2/Si
paper · doi:10.48505/nims.3045
試料冷却法を併用したAES深さ方向分析によるSiO2/Si熱酸化膜の分析について検討を行った.分析時の試料保持温度を常温および-190℃として,それぞれの温度について電子線電流密度を3段階に変えてデプスプロファイルを取得した.イオン加速電圧は3kVである.また,測定したオージェピークはSi LVV および O KLL である.その結果,常温における深さ分解能は電子線電流密度に依存し,高いほど低下した.一方,試料冷却法を併用した場合には,深さ分解能の値は 3.8~5.8 nm であり,優れた深さ分解能で測定が可能であった.試料冷却法を併用したAES深さ方向分析は電子線照射によるダメージを抑制できる手法と考えられる.