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Nest predators and a possible distraction display of the Eurasian Wren ( Troglodytes troglodytes )

2024/12/01 by Yume Imada, Yudai Tanoue, Gen Morimoto · 1 voice
Environmental Science · #Fish Ecology and Management Studies #Ecology and biodiversity studies #Avian ecology and behavior

paper · doi:10.1676/23-00096

Abstract

—鳥類は、巣の防衛行動など、様々な方法で捕食者から巣を守る。ミソサザイ Troglodytes troglodytes のオスは一夫多妻で、1&#12473個体のオスがドーム型の巣を複数作る。先行研究では本種の巣の捕食率が高いことが報告されているが、その捕食者相はほとんど分かっていない。本種の繁殖サイクルにおける潜在的な巣の捕食者の動物相を明らかにするため、四国にて、直接観察とトレイルカメラによる監視を実施した。その結果、繁殖サイクルのさまざまな段階で、カラス Corvus sp. 、 カケス Garrulus glandarius、 ニホンイタチ Mustela itatsi が巣を攻撃する様子が記録され、これらが捕食者あるいは潜在的な脅威であることが判明した。特筆すべきことに、巣作りの最中にあるミソサザイのオスがシマヘビ Elaphe quadrivirgata と遭遇し、興味深い反応を示すことが観察できた。このオスは、ヘビを認識すると巣から飛び出し、ヘビを攻撃したり警戒声を発したりすることなく、巣との間に注意深く距離を保ちながら、ヘビに接近しては遠ざかるという行動を繰り返した。このオスは、ヘビを先導しつつ伴い、巣から遠く離れていき、その結果、ヘビの進路を変化させた。このオスの行動は、ある種のディストラクション・ディスプレイである可能性がある。この発見は、巣の防衛行動が交尾よりも前に生じうることを強調するものである。営巣サイクルの初期段階で巣場所の安全を確保するために鳥がどう振る舞うかを探索することが不可欠である。

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